子育て世帯や共働き世帯で、多くの女性のイライラポイントとして「夫が家事をしてくれない」というのが多いですよね!
「家事は女性がするもの」という考えが根強く残っていますが、男性が家事をしてもいいんです。
むしろ、「手伝う」ではなく「やる」んです!
今回は、家事をやってくれない夫に、家事をどのようにやってもらうのか、妻の負担を減らす方法を紹介します。
夫に家事をしてもらう方法
なかなか、夫が家事をしてくれないという家庭は多いですよね!
女性にばかり負担がかかってしまい、家事と育児や仕事の両立が難しくイライラしてしまうことが多いです。
そこで、夫に家事をしてもらうための方法です。
・「察して欲しい」とは思わないこと
・「してほしい」ことは言葉で伝える
・夫にやることを与える
・家事分担をしようとしない
この、4つのことを我が家では実践しました。
では、それぞれ詳しく解説します。
「察して欲しい」とは思わないこと
まず、誰もが一度は思うであろう「察して」ですが、これは無理です。
そもそも、家事をしない男性は、なんで家事をしているときイライラしているのかわからないようなんです。
また、家事ができないから何をしてほしいのか、何をしたらいいのか分からないというのもあります。
だから、「察して」というのは男性にとって何を察してどう行動すればいいのか分からないようです。
家事などに関係なく、女性も「察して」と言われても、わからないことだってありますよね。
それと一緒です。
「してほしい」ことは言葉で伝える
上記で「察して」は無理だとお話ししました。
察してくれなくてイライラしてしまう前に、言葉に出して何をして欲しいのか伝えましょう。
例えば、今ご飯を作っているから、子供の面倒を見てね!とか、掃除機をして欲しいなど。
その時、やってもらいたいことを伝えましょう。
夫にやることを与える
家事をしない男性は、「しない」ではなく「できない」という方も多いです。
どうやったらいいのか分からないという場合も。
そんな男性に、いきなりご飯を作って!とか、洗濯物を干して!と言っても、難しいです。
まずは、自分の夫が家事ができない人でも、子供でもできるような簡単な家事からやってもらうようにしましょう。
例えば、ゴミ捨て。
まずは、出すだけの状態にしておいて、夫にゴミステーションまで捨てに行ってもらうとかですね。
そこから、少しずつゴミ箱からゴミを回収してもらうようにして、最終的にはゴミ箱に新しい袋を設置するところまでできるようにステップアップしていくのです。
当たり前のようにやっていたことでも、今までやってこなかった人であれば、逐一教えないとできないこともあるんです。
つまり、夫も育てるってことですね。
家事分担をしようとしない
我が家の経験上、家事を細かく分担するのは、余計にイライラしてしまう原因となりました。
共働きでも、夫婦で帰宅時間が違う場合、結局早く帰宅する方が、相手のやるべき家事もやらなくてはいけないこともあるからです。
また、お互いの価値観が違って、相手にとっては丁寧にやったつもりでも自分にとっては手抜きに感じてしまうなど。
嫌な部分をどうしても見てしまうことが多かったです。
ですから、家事分担を明確に決めてしまうのではなく、相手ができる家事を与えるほうがイライラがなくなりました。
家事をした夫に言ってはいけないこと
夫に家事をしてもらったら、感謝の気持ちもありますが、どうしても文句を言いたくなってしまうこともあります。
・これくらいできるでしょ!
・食器に汚れが残ってる!綺麗に洗ってよ!
・洗濯物をもっと綺麗に干して!
・ゴミ捨てくらいできるでしょ!
などなど。
このような、やって当然!なんでこれくらいのことができないの?というような、否定的な言葉は、男性からするとやる気がなくなってしまうようです。
家事をしなければ文句を言われて、やったらやったで怒られる・・・といって、男性側もイライラしてしまうのです。
「ありがとう」
「すごく助かった」
など、感謝の気持ちをまずは伝えることが大切です。
なんで、妻はやって当たり前なのに、夫はちょっと家事をしただけで感謝しなきゃいけないの?と思うかもしれません。
なんか納得いかないと思うかもしれませんし、私もそうでした。
でも、最初は家事ができる夫に育て上げるためだと思って、このように接していることで、だんだんできることが増えて、分担しなくても進んで家事をしてくれるようになりました。
今は育てる時だと思って、とにかく褒めて感謝してあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
夫が家事をしてくれないとイライラしてしまうし、自分の負担も大きくなるばかりですよね。
家事をしない夫は、中にはできるけどやらず女性がするものという感覚の人もいるかもしれませんが、やり方が分からないという男性も多いです。
まずは、しばらくは自分の負担が大きいままになってしまいますが、家事ができる夫を育てるというつもりで、現在の夫にできる家事から与えていきましょう。
そして、だんだんステップアップしていき、お互いが協力して家事ができるようになるといいですね。
(執筆者:huchanmama)