年末年始の実家への帰省は、楽しみである反面、乗り越えなければならない厳しい試練があります…。そう、「渋滞」です!
特に小さな子どもを連れての帰省となると、渋滞が原因の思いがけない心配事が次々と浮かんできますよね。
●「渋滞中にトイレに行きたくなったらどうしよう」
●「長時間車の中にいると、子どもが退屈しちゃう」
●「そもそもどのルートが一番渋滞しやすいの?」
こんな悩みを抱えたままでは、せっかくの楽しい帰省も気が重くなりがちです。
ですが安心してください!この記事では、渋滞しやすいルートやピーク時間の予測、車内を快適に過ごす工夫、さらに立ち寄りたいサービスエリア情報まで、家族で快適に帰省できるヒントをご紹介します。
この記事が、渋滞中のストレスを少しでも和らげ、快適な帰省の助けになれば嬉しいです。
年末年始に渋滞が起こりやすいルートと渋滞を避ける工夫
年末年始は帰省やお出かけで多くの人が高速道路を利用するため、渋滞が発生しやすくなります。
しかし、特に混雑が予想されるルートを知っておくと、対策を立てておくことも可能です。
ここでは、年末年始に特に渋滞が予想されるルートや、渋滞を避けるテクニックについてもご紹介します。
年末年始の帰省時期に特に混雑する主要高速道路トップ5
1位:東名・新東名高速道路
堂々の第一位は予想通り、東名・新東名高速道路です。昨年のデータでは20km超の渋滞が11回も発生しています。
最大40km以上の渋滞が予想される区間があり、特に秦野中井IC付近は要注意です。
2位:中央自動車道
2位の中央自動車においても、昨年は20km超の渋滞が5回発生しています。小仏トンネル付近で渋滞が頻発し、ここで20km超の渋滞が発生することがおおいようです。
3位:関越自動車道
高坂SA付近が混雑のポイントで、帰省やスキーシーズンの影響もあります。昨年は20km超の渋滞が4回発生しています。
4位:東北自動車道
東北自動車道でも昨年は20km超の渋滞が3回発生しました。羽生PA付近での渋滞が目立ち、帰省ラッシュ時には通行が難しくなることがあります。
5位:東名阪自動車道
伊勢神宮参拝の影響もあり、混雑する時間帯が限られていますが、昨年は20km超の渋滞が2回発生しています。
渋滞を避けるための時間帯やルート選びの工夫
渋滞を避けるには、ちょっとした工夫も有効です。以下の方法も試す価値ありです。
●早朝や深夜に出発する:
日中より交通量が少なく、スムーズに移動できます。特に早朝の時間帯は渋滞のリスクが低いです。
●一般道を活用する:
一般道を利用することで時間を短縮できることがあります。混みやすい主要な交差点を避けるため、事前に地図アプリで確認しておくと良いでしょう。
●迂回路を活用する:
渋滞の発生しやすい区間を回避するために、あらかじめ他のルートを検討しておくのも良いでしょう。
渋滞情報をリアルタイムで確認する方法
出発前や移動中には、最新の渋滞情報を確認することでスムーズな移動が可能になることもあります。以下のツールは知っておいて損はありませんよ。
●Google Maps:
リアルタイムで渋滞情報が確認でき、最適なルートを提案してくれます。
●高速道路情報ナビ:
高速道路専用の情報アプリで、渋滞状況や所要時間を確認できます。
●日本道路交通情報センター(JARTIC):
専用サイトやアプリで全国の交通情報が手に入ります。
これらを利用して年末年始の渋滞をできるだけ避けるプランを立ててみてはいかがでしょうか?
渋滞中でも快適に!車の中での過ごし方の工夫
降りたくても車から降りることができないため、渋滞中の車中対策は必須です!
ここでは、子どもと一緒に渋滞に巻き込まれた場合でも困らないための工夫を紹介します。
子どもが車中で退屈しない工夫
長時間のドライブでは、子どもが退屈しないように対策しておくといざというときに助かりますよ。
●持参すると便利なもの
小さなおもちゃや塗り絵、タブレットで見られる動画などを用意しておく
●簡単にできる車内遊び
定番の「しりとり」や「車のナンバーで計算ゲーム」、「景色の中から特定の色を探すゲーム」、「次に通る車は何色?ゲーム」など道具を使わずに楽しめるゲームもおすすめです。
車内を少しでも快適に過ごすコツ
渋滞中のイライラを軽減するには、車内の環境を整えることも大事なポイントです。
●車内の温度調節
エアコンを適切に使い、快適な温度を保ちましょう。毛布やクッションを用意すると、寒い時期や長時間の移動でもリラックスできます。
●飲み物や軽食の準備
渋滞が長引く場合に備えて、スナックや水分を用意しておきましょう。軽いものを選ぶと車酔いの予防にもなります。
●リラックスグッズを活用
首枕やアロマスプレーを使うと、車内での時間が快適になります。音楽を流すのも気分転換に良いですね。
渋滞中のトイレ対策
渋滞中に一番困ることと言えば、トイレのことかも知れません。
しかし!トイレに行きたくなってもすぐにサービスエリアやパーキングエリアにたどり着けない場合もあります。事前に対策を考えておくことで、慌てずに対応できます。
●事前のトイレ確認
長時間の移動では、出発前や休憩時に必ずトイレを済ませておきましょう。サービスエリアやコンビニの位置をあらかじめ調べておくと安心です。
●携帯トイレの用意
万が一に備えて、車に携帯トイレを常備しておくと便利です。使用後に臭いが漏れないタイプのものを選ぶと良いですよ。
●トイレのタイミングを見極める
渋滞が始まりそうなエリアや混雑が予想される時間帯に入る前に、トイレ休憩を取りましょう。余裕を持って済ませるのが大事です。
●水分の摂り方に注意
一度に大量に飲むとトイレが近くなることがあります。少しずつ、こまめに飲むようにしましょう。
●子ども向けの工夫
小さな子どもはトイレを我慢しづらいので、早めに尿意や便意を確認してあげましょう。小さな便器を持参するのも良いかもしれません。
これらの対策を取り入れて、渋滞中のトイレの心配を減らしてくださいね。
帰省中の寄り道に!人気のサービスエリア、お店、名物などを紹介!
帰省中、長いドライブの中の楽しみの一つといえば、サービスエリアではないでしょうか?
現在はサービスエリアを目的に高速道路に乗る人もいるほど、人気のサービスエリアが多数存在します。
ここでは、子連れに嬉しいサービスエリア、おいしいグルメが注目のサービスエリア、リラックスできるサービスエリアなど、ドライブが楽しくなるようなサービスエリアをご紹介します。
子ども連れに優しいサービスエリアの紹介
帰省の途中で子どもたちが退屈しないよう、遊び場や家族向けの施設が整ったサービスエリアで子どもたちと楽しんではいかがでしょうか?おすすめのサービスエリアはこちらです。
●川口ハイウェイオアシス(埼玉県川口市):
屋内遊び場「ASOBooN(アソブーン)」では、親子で遊びながら学べるアクティビティが豊富。外には大型トランポリン「フワフワドーム」や公園「イイナパーク川口」があり、自然の中で思いっきり遊べます。乳幼児向けの遊び場「オレンジ・ポンド」や、砂場やすべり台がある「イエロー・ヤード」もおすすめです。
●NEOPASA駿河湾沼津(下)(新東名高速):
個室授乳室やおむつ替え台が充実し、小さな子ども連れでも安心。広場では親子で体を動かしてリフレッシュできます。また、駿河湾を眺められるテラス席があり、家族でくつろげます。
●宝塚北SA(新名神高速):
西日本初の離乳食スペースを設置。親子で向かい合って利用できるデザインが便利です。ファミリートイレもあり、小さな子ども連れに最適です。
人気店やおすすめグルメスポット
サービスエリアには地域の名物料理や限定グルメが楽しめる場所がたくさんあります。ここではグルメ自慢のサービスエリアをご紹介します。
●海老名サービスエリア(神奈川県):
日本最大級の規模を誇る人気のサービスエリア、「海老名まん」や「えびしおーらーめん」などが人気
●駿河湾沼津サービスエリア(静岡県):
駿河湾を一望しながら、新鮮な海鮮丼やジューシーな牛タン料理が楽しめる
●足柄サービスエリア(静岡県):
富士山の絶景が楽しめる中、地元食材を使った和食が人気
●宝塚北SA(兵庫県):
おしゃれな外観と地元の特産品やスイーツが充実
渋滞中でも気分転換できる休憩スポット
長いドライブで疲れたときは、景色や温泉でリフレッシュできるサービスエリアもおすすめです。
●駿河湾沼津サービスエリア(静岡県):
駿河湾の景色を眺めながらリラックスできるテラス席が人気。夜景も絶景です。
●浜名湖サービスエリア(静岡県):
高台に位置し、自然豊かな景色を楽しめます。周辺には温泉施設もあり、疲れを癒せます。
●足柄サービスエリア(神奈川県):
近くに日帰り温泉施設があり、渋滞の合間にリフレッシュできます。
帰省の合間に寄り道して、子どもも大人も楽しめるスポットを利用すれば、移動時間も楽しい思い出になります!
参考:【全国】遊べるSA・PAランキングTOP10
まとめ
年末年始の帰省にはつきものの、嫌な交通渋滞…。
しかし、渋滞を乗り切るための準備や工夫次第で、帰省の旅は家族の素敵な思い出に変わることも。
ぜひこの記事を参考に、安全で楽しい年末年始の旅をお過ごしください!
(執筆者:yuffy)