タイル工事・石工事 ─タイル工事は、いわゆる“貼る工事”のことで「乾式工法」と呼ばれます─

G. タイル工事・石工事
スポンサーリンク

タイル工事は、コスト・工期・メンテナンスの観点から「塗る工法」から「貼る工法

タイル工事とは、床や壁面にタイルを貼りつける工事ですが、コスト・工期・メンテナンスの観点から、「塗る」工法から「(サイディングなどを)貼る」工法に移ってきています。
またユニットバの普及で、屋内でタイルを使うケースが減少しており、タイルを貼る箇所は玄関の内外、キッチンの一部に限られるようになっています。
タイル工事は、「下地板(木ずり)」「ラス張り」「下地モルタル」「張り付けモルタル(接着剤)」「タイル」の手順で行います。

「下地板(木ずり)」「ラス張り」のあとに、2回~4回塗りで仕上げることを「左官工事」と言います。なので、左官工事とタイル工事は工程が似ています。

タイル工事の手順をまとめます。

1.下地板(木ずり)
2.防水紙
3.ラス張り
4.下地モルタル
5.接着剤(※張り付けモルタル)
6.タイル

石工事にも「湿式工法」と「乾式工法」がある

石工事とは、天然の石材の加工や、セメント・顔料・砂・砕石などを材料にして作った人造石を積み上げたりする工事です。床に敷石したり、外壁や腰壁に石を積み上げる工事があります。

コメント