赤ちゃんが産まれるまでは、つわりで辛い時期もありますが、産まれてくる楽しみがいっぱいです。
でも、実際には本当は産まれてきてくれて嬉しくて、幸せいっぱいのはずなのに、些細なことでイライラしてしまうというお母さんは少なくありません。
どうしてこんなことでイライラしてしまうんだろう?と余計に辛くなってしまいます。
でも、それって「ガルガル期」のせいかも!?
今回は、ガルガル期とはなんなのか、原因や対処法を紹介します。
ガルガル期ってなに?
まず、ガルガル期とはどんなことなのでしょうか?
ガルガル期とは、産後でホルモンバランスが乱れてしまうことが影響されていると考えられているそうです。
また、産まれるまでと産まれた後の環境の変化も影響して精神的に不安定になってしまう時期のことです。
ガルガル期によくある症状
よくガルガル期にある症状を挙げていきます。
・自分以外の人に赤ちゃんに触れられたくない
・子育て経験のある人からのアドバイスにイライラしてしまう
・ふとした時に理由もなく涙が出る
・気持ちの起伏が激しいい
・いままで気にしたことないようなことが気になる
などです。
私の経験から、夫が赤ちゃんに触るのはよかったですが、当時夫の父と同居中で、その父には触られたくなかった時期がありました。
また、もちろん同居中なので普段から思うところはありましたが、本当にどうでもいいことも気になってしまい、同じ空間にいるだけでもイライラしてしまうことがありました。
当時はガルガル期というのは知らなくて、ただイライラしてしまう自分にもイライラして、という悪循環でした。
もちろん、夫に八つ当たりしたことも数えきれないくらい・・・。
ガルガル期っていつまで続く?
なぜ、自分がこんなにもイライラしてしまうのか分からず、辛い思いをしている方も多いと思いますが、それはなぜなのか原因が分かりましたね。
でも、いつまで続くのか・・・これもまた終わりが見えず辛いものです。
ガルガル期は、本当に個人差がありますが、産後3カ月程度には落ちつくことが多いようです。
でも、私は1年ほど続きました。
これは、先ほどもお話ししましたが、同居ということもあり、自分だけのペースで育児ができなかったのも影響していのかなと思います。
ガルガル期は、ホルモンバランスの乱れや環境の変化、また子育て環境などが影響しているもので、終わる時期も本当に個人差が大きいです。
ですから、周りの人にもガルガル期というものを理解してもらって、出来るだけ穏やかに過ごせるように対処していきましょう。
ガルガル期の対処法
ここでは、私も実践したガルガル期の対処法を紹介していきます。
周囲に相談する
まず、一人で抱え込まないでください。
私は、何度も夫に八つ当たりしたことがありますが、自分でもなんでこんなイライラしてしまうのか分かりませんでした。
もちろん、夫も始めこそは理解できないし、夫もイライラしていました。
このままでは、悪循環になってしまうし、最悪の場合、夫婦関係がダメになってしまうかもしれません。
そうなる前に、自分でも理由が分からずイライラしてしまうこと、八つ当たりしてしまうことを相談してみましょう。
そして、聞く側は批判するとかアドバイスをするとかではなく、ただ気持ちを聞いて受け止めてほしいです。
息抜きをする
赤ちゃんはとってもかわいいのですが、どうしても赤ちゃんと24時間一緒ではストレスもたまってしまい、ガルガル期はなかなか終わりません。
例えば、美容院に行くとか、ちょっと一人でお買い物に行くなど・・・。
夫や周囲の方は、このようにお母さんがリフレッシュできる時間を確保してあげるといいですね。
お母さんに任せすぎない
これは、周囲の方にアドバイスです。
私は同居していましたが、料理や洗濯などはすべて私がしていました。
そのため、育児の合間に同居人のお世話までしなければいけないのが本当に苦痛でした。
ご飯なんて自分で準備できる人ですが、私がやってくれると思っていたんだと思います。
夫やその周囲の方は、出来るだけ自分のことは自分で出来るようになっていくといいでしょう。
時には、お母さんが赤ちゃんのお世話で手が回らない時もあります。
そんな時に、夫や周囲の人のお世話も・・・となると、パンクしてしまい、余計にストレスを感じます。
今までやったことがないことでも、これをいい機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
赤ちゃんが産まれて幸せのはずが、些細なことにイライラして自己嫌悪に陥るお母さんは少なくありません。
これは、本人の意志に関係なく、産後のホルモンバランスの乱れやストレスや環境の変化などが影響しています。
本人もガルガル期というものを理解して、少しでも穏やかに過ごせるように工夫していかなければいけませんが、周囲の人の理解も必要です。
ガルガル期のお母さんのから距離を置くのではなく、しっかり理解をして一緒にガルガル期に向き合い、寄り添って一緒に乗り越えてくださいね。
ガルガル期は誰しもがなることがあるものなので、決して不安になったり自分を責めたりしないでくださいね。
(執筆者:huchanmama)