小さな子供と一緒に寝室で眠る場合、添い寝をするのかベビーベッドで寝かせるのか、一番良い方法がどれなのか悩んでしまう方がいるかもしれません。
そんなお悩みを持つママやパパのために子供と一緒に寝室で眠るポイントをご紹介します。
また、寝室には意外と注意するべきポイントが多く、気をつけないと重大な事故につながることもあります。
気をつけるべきポイントをしっかり覚えて、安心できる眠りを一緒に整えていきましょう。
「0歳~1歳」のポイント
ねんね時期の赤ちゃんとの添い寝は推奨されていません。
ベビーベッドに寝かせるなど、大人と離して寝るのが良いでしょう。
大人のベッドの横に置けば起きたときにすぐに対処もできますし、様子を確認するのも簡単です。
1歳に満たない赤ちゃんの場合は、窒息による死亡事故が起こりやすいです。
大人と同じ布団で添い寝をすると、掛け布団が顔にかかってしまうなどの危険があります。
最低でも寝返りができるようになるまでは、ベビーベッドや赤ちゃん用の固い布団で寝かせるようにしましょう。
ベビーベッドで寝かせる場合の注意点として、赤ちゃんの周りにぬいぐるみなどを置かずに、掛け布団をかけることもしてはいけません。
これらも不意に顔にかかってしまった時、窒息の原因となってしまいます。
掛け布団をかけないでエアコンで室温を調整し、スリーパーを着せたり服を減らしたりして体温を調節しましょう。
それでも、寒い日には風邪を引かないか特に心配になってしまいますよね。
足先や手足が冷たいと、もっと服を着せた方がいいのかなと不安になってしまいます。
そんな時でもお腹や背中が温かければ適温ですので安心してください。
汗をかいている、変に寝付きが悪い、頻繁に起きてしまうという状態でなければ適温を保てていると思って良いでしょう。
「1歳以降~」のポイント
しっかり動く1歳頃になると、寝ているときにベッドの中をぐるぐると動いてしまいます。
その頃にはベビーベッドでは手狭になってしまい、添い寝に変更していく人も多いでしょう。
気づいたら頭が足下にあったり、ママパパのお腹に突き刺さっていたり、子供の動きは面白いぐらい不規則です。
そんなとき高さのあるベッドでは、転落の危険があります。
まずは、ベッドに取り付けられるベッドガード(柵)を外れないようにしっかりとつけましょう。
ベッドガードにはクッション型やメッシュ型など様々な種類や特長がありますので、一番重視したい点で選んでみてください。
ベッドとベッドガードの間に子供が挟まって身動きがとれなくなる事故も実際にありますので、正しく取り付けましょう。
さらに、いざ落ちてしまったときのためにベッドの下には布団やクッションを置いておきます。
左右と足下の三方向に柵をつけてもいいですが、可能ならばベッドの左右のどちらかを壁に接地させるとベッドから落ちる可能性がさらに減少します。
しかし、この場合で注意しておきたいことは壁に窓がある場合です。
ベッドの高さがある分、窓まで少し高くても子供は簡単に乗り越えてしまいます。
子供の好奇心は大人の想像の遙か斜め上を行くので、「そんなバカな!?」と思うことをやってしまうと思っておきましょう。
窓を開けっぱなしで子供を放置せず、自分で開けられないように追加の錠をつけるなどできる対策をしておきます。
ベッドに限らず、窓に届いてしまうような台は窓の近くに置かないことも大切です。
まとめ
このように、年齢によって子供との寝方は変わっていきます。
常に意識することは、子供が危険なく安全に眠ることが出来るようにすることです。
子供と一緒に寝ることは、1日の最後にスキンシップを取ることのできる大切な時間です。
ママパパにとっても子供にとっても楽しい幸せな一時となるでしょう。
ぜひ皆さんも子供が安心して寝られるような寝室環境を整えてあげてください。