マンションや戸建てに住んでしばらく経つと「リビングやトイレの壁紙を替えてみたい」と思うことがありますよね。
もし自分で壁紙を貼り替えることができれば、コストを安く抑えられますよ。
こちらの記事では、素人にも貼れる壁紙の種類について紹介します。糊付き・糊なしの壁紙からシールタイプの壁紙まで、メリット・デメリットも解説していますのでご覧ください。
「糊付き壁紙」のメリット・デメリット
楽天市場などでたくさんの種類が発売されており、色や柄が豊富です。貼って乾いた後はしっかりと壁に接着し、剥がれる心配もないことから本格的に張り替えたい人におすすめです。
壁紙にはあらかじめ水性の生糊が塗られています。ずっしりと重いため、一見、素人には難しそうに感じますが、乾き始める前ならちょっとズレてしまった位置をまた直すこともできますよ。貼り直しができるのはとても大きいポイントですよね。
デメリットとしては、賃貸では使うことができないこと。今の壁紙の上に貼ることはできないので注意です。
また、時間が経過すると糊が少しずつ固くなっていきます。糊が固くなると壁に接着しにくくなるため、壁紙が到着したら2〜3週間以内の施工が推奨されています。買ったはいいけどすぐに貼れない…なんてことがないように注意しましょう。
「糊なし壁紙」のメリット・デメリット
糊なしは、糊付き同様に種類が豊富です。同じ柄の壁紙でも「糊付き」と「糊なし」が販売されていますので、購入時に間違えないように気を付けてくださいね。基本的に、糊なしは糊付きよりリーズナブルです。糊なしと糊つきでは同じ柄でも1mあたり200円以上差額がある商品もありますよ。
糊なしは、今すぐ貼れなくても大丈夫。購入してから3週間以上経っても、ご自身で糊を塗れば好きな時に貼ることができます。壁紙用の糊もインターネットで購入できますよ。
また、工夫すれば賃貸でも糊なし壁紙を貼ることができます。元の壁紙にマスキングテープを貼り、その上に両面テープを付ければ、元の壁紙を傷つけることなく新しい壁紙を貼ることができます。ただし、全面に糊が付いてないので空気が入りやすく、綺麗に仕上げるには技術とセンスが要るかもしれません。また、元の壁紙に直接両面テープを貼らないように気をつけましょう。
「シールタイプの壁紙」は貼って剥がすことができる
シールタイプの壁紙は、剥がすことができるので賃貸で壁紙をイメチェンしたい方にもおすすめです。幅60cmのものや、1mのものもあり、サイズが豊富です。壁だけでなく、キッチンの戸棚、ドア、テーブルなど、色々なところに使うことができます。
ただ、糊付きや糊なし壁紙と比べて、商品の価格が高めです。無地や木目調などシンプルなデザインは比較的リーズナブルですが、おしゃれな柄ですと高い商品が多い印象です。
また、購入者のレビューを見てみると「手軽に貼れて簡単だった」というコメントもありますが、「数日で剥がれてしまった」という感想も見つけます。糊より粘着力が低いので、うまく貼れても剥がれてしまうケースがあります。元の壁紙が少しでも凸凹したデザインだと剥がれやすいようです。
なお、賃貸でいずれ剥がす目的の場合は、商品の説明に剥がすことができると明記しているか確認してくださいね。
まとめ ─ 1面だけ違う壁紙を貼るアクセントウォールもおすすめ ─
もし壁紙を自分好みの色や柄に替えることができるなら、自宅をより居心地の良い空間にできますよね。
部屋の全面を張り替えるのは大変ですが、例えば1面だけ違う壁紙を貼る「アクセントウォール」という方法もおすすめです。糊付き・糊なし・シールタイプと複数の種類がありますので、自分に合った商品を選ぶのが良いと思います。器用な方なら糊なしやシールタイプでも上手く今の壁紙の上からも貼ることができるのではと思います。
また、ウェブストアでは壁紙のサンプルも販売しています。いきなり商品を買うと、PCやスマホで見たより色が濃かった、薄かった、なんてことがありますので、ぜひサンプルを買うことをおすすめします。