蘆花恒春園(芦花公園):暑い夏に涼をもたらす、四季の花々に癒されます

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 芦花公園は四季折々の花を見ながら散策できる、ウォーキング・ドッグランにぴったりの公園です。夏の暑い日でも、木々の下を歩いていると日差しを避けられますし、ちょうどよい風が心地よいです。

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明治の小説家・徳冨蘆花が過ごした邸宅を中心とした公園

 芦花公園の正式名称は、蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)と言います。
 ウチの近所なのでよく散策しますが、1周回ってもそんなに時間はかかりません。私は全部で30分~40分の散歩コースの中に芦花公園を組み入れています。

 日本の明治・大正時代の小説家「徳冨蘆花(とくとみろか)」が過ごした邸宅の敷地を中心とした公園で園内は「徳冨蘆花」の旧宅のある「恒春園」区域と、常時開放されている公園区域とに分かれています。

武蔵野の面影を残した公園

 芦花公園は、武蔵野の面影を残す公園といわれますが、そもそも「武蔵野」とは何でしょうか。
武蔵野と言えば、国木田独歩の随筆『武蔵野』に出てくる雑木林をイメージする方が多いと
思います。都心からも近く「薪(たきぎ)」をいつでも取りに行ける雑木林といったところです。
昔はあまり人が住んでいませんでした。
 不動産関係では、山手線の内側は武蔵野台地の端で、ギザギザなため坂が多く山の手と言われるのに対して、武蔵野は現在の世田谷区より北の都区や、武蔵野、三鷹、小金井、調布、狛江、西東京、東久留米、清瀬あたりを指しています。。

名物は四季の花々が楽しめる「花の丘」

 名物は四季の花々が楽しめる「花の丘」です
 ここには約2,000平方メートルわたる花壇があります。ウォーキングやドッグランをしながら、四季折々の草花を楽しむことができます。中央の5つの花壇はコスモスをはじめヒマワリ、菜の花など四季感あふれる草花の彩りがあります。水生植物のためのとんぼ池もあります。
 花見の季節になると、河津桜、ソメイヨシノ、彼岸桜、高遠小彼岸、八重紅枝垂が楽しめます。

芦花公園ガイド

※サービスセンター及び恒春園区域は年末年始は休業となります。
※開園時間 9:00~16:30(恒春園区域) 徳冨蘆花旧宅および蘆花記念館は16:00まで

<基本情報>
所在地:東京都世田谷区粕谷一丁目
開園日:常時開園

入園料:無料(集会場は有料)

交通案内:
 京王線「芦花公園」または「八幡山」下車 徒歩15分
 京王線「千歳烏山」、小田急線「千歳船橋」間のバス(京王バス)で、「芦花恒春園」下車 徒歩7分

駐車場:有料

<イベント情報>
 2024年7月7日 11時~ 七夕祭り